お知らせ

2026年5月3日東村山キリスト教会主日礼拝 説教要旨

<いのちの尊重 マタイの福音書5章21~26節>
「人型ロボット」「AI(人工知能)」など、私達の生活を変える科学技術は、最近加速度的に進歩しています。しかしその科学技術を使う私達人間の心は良くなったでしょうか。かえって悪くなっていないか。戦争が絶え間なく続き、これらの科学技術は軍事転用されています。神様はモーセの十戒の第六戒で『殺してはならない』(出エジプト20:13)と私達に教え、「いのちの尊重」を教えています。いのちを尊重し、いのちを殺さず、いのちを生かす。
1.いのちを殺さない
イエス様は、「山上の説教」の中のマタイ5:17~20で、律法学者やパリサイ人の「行いによる義」にまさる「信仰による義」を教えました(20節)。そして、旧約聖書にある六つの戒め(殺人、姦淫、離婚、偽りの誓い、目には目、隣人愛、マタイ5:21~48)を取り上げ、「信仰による義」を当てはめることで、その戒めにある「真実な意味」を教えました。イエス様は、六つの戒めにある「真実な意味」を教えるために、『~と言われていたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います』(21、22節)、という同じ形式を繰り返しています。神様はモーセの十戒で『殺してはならない』と教えました。神様は私達人間を「神様のかたち」に創造したからです。人を殺すことは、「神様のかたち」を破壊する、神様に背く罪を犯すことであり、人に対する重大な罪を犯すことです。イエス様は『殺してはならない』の真実な意味として、その戒めには、「心の殺人」(人に対して怒りを燃やす、人を憎しむ、人を侮辱する、人の存在を無視する、マタイ5:22)も含まれることを教えたのです。この戒めの真実の意味に私達の心を照らし合わせるならば、私には罪がないと言える者は一人もいません。だからこそ、キリストの十字架の死と復活を仰ぎ見て、罪を赦していただきましょう。「いのちを殺さない者」にしていただきましょう。
2.いのちを生かす
イエス様は『殺してはならない』の戒めの「真実な意味」として、消極的な側面だけでなく、積極的な側面としての「人との和解」を教えています。イエス様は、二つのたとえから「和解の重要性」と「和解の緊急性」を教えています。
①和解の重要性:第一のたとえ(神殿礼拝に行く途中での和解、24節)
神様に罪を赦され神様と和解した者は、人と和解する(仲直りする)ことが求められています。人と和解することは、聖霊に促された必然的な導きです。
②和解の緊急性:第二のたとえ(裁判官の前に立つ前に、訴える人との和解、25、26節) イエス様は『早く和解する』(25節)ことを教えています。神様の御前で私達がさばかれるのは、人と和解したかどうかです。私達はキリストの再臨の時も自分が死ぬ時も知らされていません。だからこそ、人との和解は人生で最優先すべき緊急事項なのです。人との和解に私達は苦しみます。それはキリストのための苦しみです。「いのちを生かす者」にしていただきましょう。
関連聖書箇所
◎創世記1章27節
27 神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。
◎イザヤ書43章4節
4 わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。
・・・・・
◎マタイの福音書6章12節(主の祈り)
12 私たちの負い目をお赦しください。私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦します。
◎マタイの福音書18章23~35節
(多額の借金を免除されたしもべのたとえ)
◎マタイの福音書18章33~35節
33 「私がおまえをあわれんでやったように、おまえも自分の仲間をあわれんでやるべきではなかったのか。」
34 こうして、主君は怒って、負債をすべて返すまで彼を獄吏(ごくり)たちに引き渡した。
35 あなたがたもそれぞれ自分の兄弟を心から赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに、このようになさるのです。」

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