宣教メッセージ

2026年6月14日東村山キリスト教会伝道礼拝 説教要旨

<キリストの御名で歩きなさい 使徒の働き3章1~10節>
高層ビルや五重塔には、「心柱」という技術が使われています。建物の中央に、天上から地面まで太い「心柱(しんばしら)」が貫いています。しかし地面から数センチ上で浮いています。大地震が起こった時に、心柱が振り子の働きをすることで、建物が倒壊することから守るのです。私たちも揺れ動く人生や社会の中で生きるために、「人生の心柱」が必要です。イエス様は、「人生の心柱」として、「キリストの御名で歩く」ことを教えています。
金銭によるのでなく、キリストの御名で、立ち上がって歩く。
1.金銭によるのでない
エルサレム神殿の「美しの門」に、生まれつき足の不自由な男が、施しを受けるために置かれていました。使徒ペテロたちは、男に、『私たちを見なさい』(4節)と言いました。ペテロが、何によって立ち上がり歩いているのか、ペテロの「人生の心柱」を良く見ることを命じたのです。男が期待したのは金銭でした。しかし、ペテロは男に、金銭によるのでなく、キリストの御名で立ち上がり歩くことを教えたのです。なぜならば、金銭では、人は、真実の意味で、立ち上がり歩くことができないのです。イエス様は、金持ちの農夫のたとえ(ルカ12:15~21)から、金銭は「永遠のいのち」を約束せず、私たちの死から私たちを守る「人生の心柱」にならないことを教えました。金銭は車のタイヤになっても、車のハンドルにはなりません。金銭によるのでなく、キリストの御名で、立ち上がり歩こうではありませんか。
2.キリストの御名で
ペテロは手痛い失敗をすることで、まさに、キリストの御名で人生を歩む、神様のあわれみの見本でした。ペテロは、「イエス様を決して裏切りません」、と豪語していたのに、イエス様が逮捕された時に、怖くなって逃げ出し、イエス様との関係を三度否定し、イエス様を裏切ったのです。しかしペテロはその罪に気付き、罪を悔い改め、号泣しました。イエス様は十字架で死に、死から復活することで、ペテロの罪をも赦してくださったのです。キリストの御名で人生を歩むことをペテロが教えられた一つのエピソードがあります。ペテロは、イエス様と同じようにガリラヤ湖の水の上を歩くことを願って、歩き始めた時に、彼は強風を見て怖くなり沈みかけました。その時、イエス様がペテロの手を掴んで、力強い御手でペテロを引き上げてくれたのです。ペテロのように、罪を悔い改め、キリストの御名で立ち上がり歩もうではありませんか。
3.立ち上がり歩く
キリストの御名で、男の不自由な足は癒され、立ち上がり歩くことができるようになりました。しかしはるかに素晴らしい奇跡が起こりました。男は、
キリストの御名で立ち上がり、天国に向かう喜びの人生を歩み始めたのです。「キリストの御名で歩きなさい」。イエス様があなたを招いています。
関連聖書箇所
◎ルカの福音書12章15節
15 そして人々に言われた。「どんな貪欲にも気をつけ、警戒しなさい。人があり余るほど持っていても、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」
◎ルカの福音書12章20、21節
20 しかし、神は彼に言われた。『愚か者、おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。』
21 自分のために蓄えても、神に対して富まない者はこのとおりです。」
◎マタイの福音書26章34節
34 イエスは彼に言われた。「まことに、あなたに言います。あなたは今夜、鶏が鳴く前に三度わたしを知らないと言います。」
◎マタイの福音書14章29~32節
29 イエスは「来なさい」と言われた。そこでペテロは舟から出て、水の上を歩いてイエスの方に行った。
30 ところが強風を見て怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。
31 イエスはすぐに手を伸ばし、彼をつかんで言われた。「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか。」
32 そして二人が舟に乗り込むと、風はやんだ。
◎Ⅰペテロ書1章18、19節
18 ご存じのように、あなたがたが先祖伝来のむなしい生き方から贖い出されたのは、銀や金のような朽ちる物にはよらず
19 傷もなく汚れもない子羊のようなキリストの、尊い血によったのです。

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