宣教メッセージ

2026年7月26日東村山キリスト教会主日礼拝 説教要旨

<キリストの愛に生きる マタイの福音書5章38~48節>
イエス様は、『あなたの右の頬を打つ者には、左の頬を向けなさい』(39節)
と教えました。有名なイエス様のみことばですが、私たちには、実行不可能に
思えるみことばです。このみことばの原点にある「キリストの愛に生きる」ことについて、次のことを見ていくことにしましょう。
憎しみから解放され、自分の敵をも愛し、天の父の成熟を目指す。
1.憎しみから解放される
旧約聖書の律法の中に『目には目を、歯には歯を』(38節)とあります。これは「同態復讐法(同害報復法)」と言います。「目を潰されたならば、相手の目を潰すことに留めなさい。歯を折られたならば、相手の歯を折ることに留めなさい」という、私たちの憎しみや復讐心に歯止めを掛ける戒めです。なぜならば、私たちは憎しみや復讐心に支配されて、相手を殺すところまでエスカレートしてしまうからです。イエス様は、『目には目を、歯には歯を』より以上のイエス様の新しい教えとして、『あなたの右の頬を打つ者には、左の頬を向けなさい』(39節)と教えました。このイエス様のみことばに正面から向き合うことで、憎しみや復讐心に支配されている自分自身に気付くことがまず大切なことです。神様と人に対して憎しみと復讐心に燃え上がる罪人を、イエス様は愛して、身代わりとなって十字架の上で死んでくださったのです。キリストの愛を知り生きることで、憎しみから解放していただきましょう。
2.自分の敵をも愛する
イエス様は、ユダヤ人宗教指導者が教えた『あなたの隣人を愛し、あなたの敵を憎め』(43節)という教えに対して、次のような評価をしています。『自分を愛してくれる人を愛する』(46節)ことは、誰でも自然に出来ることなのです。イエス様は、新しい教えとして『自分の敵を愛する』(44節)を教えました。『自分の敵を愛する』ことは、憎しみの支配から解放され、キリストの愛に生きることで始めて可能となるのです。私たちは、キリストの十字架の死によって、憎しみに支配された古い自分は死にました。そして私たちの内側にキリストが生きてくださっています。キリストが願っていることは、私たちがキリストの愛に倣って、自分の敵を愛することです。自分の右の頬を打つ者に対して、憎しみから行動するのでなく、神の御心を祈り求めて従った行動をすることです。キリストの愛に生きて、自分の敵を愛する者になれますように。
3.天の父の成熟を目指す
天の父なる神様は、愛に富み偏りのない寛大なお方です。キリストを信じる者は、この世の子でなく、天の父なる神様の子どもです。そして天の父なる神様に似ることが期待されています。私たちは、キリストの愛に生きることで、諦めずに、天の父の完全(成熟)を目指そうではありませんか。そして天国でキリストと同じ姿に変えられることを期待しようではありませんか。
関連聖書箇所
◎ローマ書5章8節
8 しかし、私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死なれたことによって、神は私たちに対するご自分の愛を明らかにしておられます。

◎ガラテヤ書2章20節
20 もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。今私が肉において生きているいのちは、私を愛し、私のためにご自分を与えてくださった、神の御子に対する信仰によるのです。

◎ローマ書13章10節
10 愛は隣人に対して悪を行いません。それゆえ、愛は律法の要求を満たすものです。

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